たった今、カネツ商事という会社の第一次選考から帰宅したところ。
　今日は、筆記試験（45分）と、ディベートがあった。筆記試験は、漢字・数学・英語は簡単だったけど、時事がね〜。やっぱり時事問題の勉強不足を感じるワ。で、この会社の特徴と言うべき問題は、「会社について」の問題が出たこと。ここは、過去に3回ほど説明会をしていて、会社の商品のことを詳しく教えてくれたので、そのことについて。半分くらいしかわからなかったけど．．．。まあいいか。
　ディベートは、「職場における服装のカジュアル化について」だった。私ともう一人の男の子は、反対派に振り分けられた。賛成派の人は、苦労していたみたい。反対派の方が、多少は言いやすかったかもしれないな。
　私が言ったことは、「スーツを着用すると言うことは、社会人のマナーや常識であり、今こうしてスーツを来て就職活動をしているということは、スーツと言うものが、社会人としてのシンボルになってきている」とか、「スーツを着ればきちんとした印象が与えられて、きちんとした取引もできる」とか．．．。今思い出すと、どうでもいいようなことをツラツラと．．．。あ〜情けない。通るかなあ．．．。心配だわ。
　終わったことはもう考えない！後は、9日に合格の電話が来るのを待つのみ！来ると信じてがんばらなきゃね。日進月歩だね。
　今日は、これからESを筆記の勉強をしよっかな。がんばるぞ〜
　

　今日は日経新聞の業務部門の説明会に参加。いるわいるわ。なんだ、この数！ってくらい。女の子が多かった気がする。やっぱり業務部門だからかな。
　全部で何人いたのかはわからないけど、この中の9割が筆記で落ちるんだろうなあ、私もその一人なのかなあ、それはいやだなあ、などということを考えていたんだけど。
　説明会自体は為になるものだったけど、迷惑だったのは隣の席の女の子！香水がすごい。もう、プンプン。たぶん、反対側に座っていた、もう一人のコも迷惑してたんだろうなあ．．．。とにかく、臭い。
　私、個人的には香水大好きなんだけど、つけ方を間違えるとああなっちゃうんだよね。ちょっと動いたときに匂うのがいいのに．．．。説明会は3時間あったんだけど、3時間ずっと呼吸困難状態（笑）。さわやかなやつだったら、ちょっとくらいにおってもいいんだけどねえ。その子はくどいやつつけてた。あれは、なんの香水だろう？こんど調べておこうかな。おかげで頭痛くなっちゃった。
　

　今日またマスコミ志望の友人と会ってきた。やっぱり、同じ目的意識があるから、励みになるし頼りになるね。
　マスコミの第一関門は筆記試験。ここで9割が落とされる。ということは、当然筆記試験対策を念入りにしなきゃならない。
　一般教養から始まって、漢字、時事、英語、論作文．．．。やらなきゃならないことが多すぎて、何から手をつけていいのかわからない！という意見がたくさん。私だってわからない。一般教養の勉強をしてると、漢字が不安になるし、漢字をやってると、今度は時事が不安になるんだもの。
　だから、こうしたの。毎週水曜日は「筆記試験対策の日」ということで、1週間に一度だけど、次の週までに完璧にしてくる（＝ちゃんと勉強してくるノルマ）を決めて、誰か一人が問題を作ってきて、80点以下だったら、ご飯おごり！
　ご飯かかってるから、真剣になるよ！がんばろ〜っと。持つべきものは友！

　これって、10日ぶり以上？う〜ん、われながら自分の不甲斐なさに腹が立つわ。この2週間の間にいろいろありました。まず、ある外資系銀行の話。
　「採用は0〜5です」．．．つまり、欲しい！と思う人材がいなければ、採らないということ。強気というか何というか．．．。よっぽど優秀な人じゃなきゃだめなのかな。だって、とっても優秀な国立T大学の○×くんが質問したことにたいして、ばっさりと切ってましたもん。ま、○×くんの質問も変だったけど．．．。
　それから、いくつかのセミナーに参加。居眠りしてる人多し。かくいう私も、ボーっとしてましたけど。
　昨日はベネッセから、エントリー通過のお知らせが！ここにきて初めてエントリー通過というものを知る。今まで苦労が多かったからね〜。それで、今日はある証券会社の適性検査合格の電話。あ〜よかった。ちょっとずつだけど、軌道に乗ってきてる気がする。問題はこれからだよね。
　明日は学校で模擬面接。そのあとは、就職仲間との集まり。同じ目的意識をもった人に接するのは、とっても励みになるよね。
　これから講談社のESを書いて寝ます。おやすみ。

　しばらくぶりの日記。このところずっと忙しくて＆ちょっと落ち込み気味で、日記を書く気力がなかった．．．ってのは言い訳だけど。
　2月1日に日テレのエントリーシートを出しに行ったら、いきなり3分間面接！！そんなの聞いてないよ〜〜〜！．．．でも、知ってる人はあるって事を知ってたんだろうな。私は、卒業が2年遅れているせいで、同年代の友達はもう就職してしまってて、しかも就活時代の苦労話を思い出したくないのか、「何とかなるよ〜♪」の一点張り。全然当てになんない。それに、マスコミ志望者が私の周りには一人もいない。当然、情報が入ってこない．．．。　嗚呼、面接があるって知ってたらちゃんと準備していったのに．．．。でも、でも、でも、こんなこといってもしょーがない。落ちたものはしょーがない。きっとテレビ局の人、私がテレビ第一志望じゃないってことを、しっかり見抜いていたんだろうな。そうです、私の本命は新聞または出版なのです。
　でもね、やっぱりちょっとはへこむよね。こんな私をなぐさめてくれたのが、「ぐーたらマスコミ講座」の勉強会。今日御茶ノ水で。リアルタイムで就活をしている友達が一人もいない私にとって、これほど貴重な人々はいないと思う。だって、みんなマスコミ志望だもん。あ〜よかった。私と志を同じくする人がいて！これからもよろしくね、ぐーたらのみなさん。
　もう一ついいニュース。っていっても、私にとってだけど。ついにプリンターを買った。ずっと欲しかった。でも、就活中で、何かとお金が必要な私には、ウン万円も出す余裕はない。弟が持ってるから、弟に頼んでプリントアウトしてもらったりしてたけど、やっぱり面倒くさい。親におねだりして買ってもらっちゃった。でも、もちろん出世払い。いわゆる立替、ってやつね。ちゃんとその旨、母親の閻魔帳に記入されてるみたい。
　明日は、大学で就職ガイダンス。朝10時から．．．ということで、8時半は家を出ようかな。んで、通学電車の中では新聞を読む。これに限るね。今日は疲れたから寝よう。

　日テレのエントリーシートを書いております。〆切は明日の12時半。あ〜あ、もっと提出日を遅くしとけば良かった．．．なんて思いつつ、ま、どうせ〆切がどんなに遅くても、こういう風にギリギリで慌てるんだとーな、と。自己PRと志望動機は、ここでうまく作ってしまえば、後は他の企業にも使いまわしが聞くじゃない。だから、ここでがんばっとかないとね．．．と思って、深〜く考えすぎてて、結局ここまでいいのが書けなかった。さすがに前日になるとやる気が出ると言うか、頭の回転が速くなるというか．．．。こんなんじゃだめかな。
　ほんと、私はこのままでいいのかなって不安。

　昨日撮った証明写真を受け取った。デジタルメイクとかいうものをしてもらったので、どんな仕上がりになっているのかと楽しみにしていた私。実際に見てみると．．．。おお！これほどとは！！なんか、ここまできれいにしちゃっていいの？とすら思ってしまう。でもまあ、感じの良い学生、という印象を与えられればいいかなあと。私は気に入っております。
　それから、やっと「メンタツ」を買った。なかなかいいことが書いてあるじゃないですか。でももう2月なんだよね〜。どうしよ。こんなんでいいんかね？自己分析も終わってないし。もしかして、私はとっても遅れている？？？

　今日は、就職活動用の写真を撮った。昨日買ったスーツを着て、デパートの化粧品売り場でメイクしてもらい、写真屋さんへ。
　今はデジタルメイクという方法があるらしくて、デジカメで撮った写真にちょっと手を加えて、光の加減などを調節するらしい。当然、見栄えはずっと良くなる。でも、見本を見たら、ずいぶん感じが違ってて、どうやら目のあたりもちょっといじってみたらしい。これって詐欺じゃないの．．．？とりあえず、出来上がりは明日の午後5時ということなので、今からとっても楽しみ♪
　最近、どうもやる気がしない．．．って前も書いたけど。もしかしたら、ただ単にやるべきことが全部見えてないからなのかもしれない。あ〜どうしよう。筆記試験対策も万全じゃないし、ただ毎日を過ごしてるって感じ。昼寝もしちゃったし．．．。他のみんなはどうなのかな？やる気がないのは私だけ？

　やったー！ついにスーツ入手♪いろいろ迷って、結局、今はとりあえず紺色のスーツ。パンツもスカートもあるから、結構便利。スーツを買うと、やっぱり気合が入るなあ。で、明日の朝、地元の写真屋さんで、証明写真をとってもらい、そのまま学校の就職課へ行くことに。証明写真をとるのも安くないんだなーと実感。でも、どうしたって30枚は必要だから、結局いくらかかるんだろう？
　今日思ったこと。女子の場合、化粧をしなきゃいけないんだけど、どの程度のものがいいのだろうか？そりゃ、派手なのはだめだろうけど、どこまでしたほうがいいんだろう。眉毛が細いのはだめかなー。私細いなー。口紅の色は？アイシャドウはするべき？知っている方、教えてくださいませ。

　今日の関東地方は大雪。まー、朝からよく降り続くこと。今はもう雨になったようだけど、今日買うはずだったリクルートスーツはお流れに。両親と一緒に、日本橋の高島屋または三越に行く予定だったのに．．．。とりあえず明日に変更。朝からずっと家にいるだけだというのに、偏頭痛持ちの私は、こんな天気のせいで頭が痛い。そしてこの疲労感。一体どうして．．．。
　最近、就職活動に対してやる気がおきない。本当は、今なら必死に筆記試験対策やエントリーシート対策などをしていなきゃいけないんだろうけど、どうも調子が出ない。本当に私就職する気あるのかな？って疑っちゃうし、落ち込んじゃう。こんな感じの人、他にもいるのかな？？？
　マスコミ一本はやっぱり厳しいので、企画ができるところも探してる。食品メーカーとか。お菓子と酒が大好きな私。エントリーしたところは．．．キリンビール、サントリー、朝日飲料、明治製菓などなど。そういえば、帰国してから全然お酒飲んでない。酒太りした私は、ただいま酒断ち中。ついでに、甘いものも食べてない。私にはやっぱりキツイわ！！。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
　明日こそスーツを手に入れてやるうう！ついでに、履歴書用の写真も取ってやるうううううう！

　今日、やっと美容院へ行ってきた。今まで茶パツだった（といっても、根元の方半分が黒で、毛先の方半分が茶色という、実に醜い髪型だったのじゃ）ので、これで就職活動はやばいだろーと思い、黒に近い茶色にしてきた。あーこれでしばらくOK。
　それから夕方、なあんとなく郵便受けを見たら、朝日新聞から受験案内がきてた。w(゜o゜)w オォ-！！ドキドキ。早速受験票に記入してみたんだけど、緊張して手が震えてしまった．．．。不覚な．．．。
　今夜は、もう一度朝日新聞の資料をよく読んで、昨日買ってきた例の『マスコミ漢字』をやって、『一般教養の天才』でもやろうかなー。あ、新聞も読まなきゃ．．．。そんなこと言ってると、時間がどんどんなくなっていって、寝る前に「あー1日が30時間あったらいいのにー」などとぼやく羽目に．．．。皆さん、就職活動は計画的にね。とくに、私は出遅れているので、よけいに時間が足りない．．．。嗚呼、本当に就職活動って受験みたい。

　今日は、朝から大学へ行って、模擬面接の申し込みをしてきた。学校までの電車の中で、ずっと『マスコミ就職読本（略して『マス読』）』を読んでいた。どうやって筆記の勉強をすべきか、とか、合格体験記みたいなものが載っていた。いろいろと為になったのだけど、それに加えて、私を焦らせてもくれた。「10月の時点で、マスコミを受験するには準備が遅いと就職課の人に言われた」なんて書いてあるではないか！つい最近（つまり1月半ば）から準備をはじめた私はどうなるの．．．？
　とりあえず、マスコミは筆記が難しい。私の目指す新聞社は特に、である。さらに、つかみどころのない時事問題の出題の幅の広さ。これは、2年間も日本を離れていて、浦島太郎状態の私にはきつい。ああどうしよう．．．とオドオドする私の目に、とてもいいものが．．．。『新聞ダイジェスト』である。毎月の出来事をうまくまとめてある雑誌。これを、過去半年分買い込み、時事問題対策とした。また、一般教養に関しては『一般教養の天才』という、ナイスなタイトルの本を、漢字対策は『マスコミ漢字』みたいな名前の、ちょっと信憑性のある本、最後に『日経キーワード』で、時事の強化を図ろう。
　これが、私の小さな脳みそを絞って出てきた対策である。とにかく、これらを徹底的にやるしかないのかな〜。まるで受験勉強みたいだな〜。
　毎日を勉強に費やせるならいいけれど、会社説明会というものもあって、まだ1月25日だというのにも関わらず、私の2月のスケジュールはもう半分埋まっている。全部が就職関係．．．。もう今から地獄が見えているなんて．．．。
　これでいつ勉強すればいいの？もしかして、毎日の睡眠時間が5時間あまりという、まさに受験生生活なのでは？きっとそれより大変。だって、毎日スーツ着て、電車で80分（乗り換え10分含む）もの道のりを往復するんだもの。1ヵ月後の自分が、いかに就職活動の嵐に飲まれて痩せこけているか、想像するだけで、なんだか顔がゲッソリしちゃう。みなさん、がんばりましょうね。

　今日、しゅーちゃんに教えてもらった『面接まで勝ち抜くためのエントリーシート』という本を買ってきた。さすがのしゅーちゃんが薦めるだけあって、わかりやすく、しかも知りたいことが殆ど載っている。それぞれのトピックによって、良い例と悪い例が掲載されているので、自分が実際に書いたときに、どこを直すべきかがわかる。私も、この1冊はオススメ。
　今日は一日家にいる予定なので、一般教養と時事の勉強をしよう。あ、新聞も読まなきゃ。昔の私は、新聞なんて、テレビ欄と芸能面しか読まなかったけど、最近になってから、毎日1〜2時間くらいかけて熟読している。最初は意味不明だったことも、読んでいくとわかるもの。それに、結構面白い。リアルタイムで時事の勉強ができるわけだから、新聞は絶対にオススメ。時間のない人は、経済面と1面だけを読むとか、時事に役立ちそうなところだけをピックアップしてもいいと思う。でも、マスコミの時事問題は、本当に幅が広くて、芸能面も欠かせないけれど。あと、それぞれトピック別に分けて、大きなニュースをノートに書いておいたり、スクラップにするのも効果大！私はノートに書いているけど。切り取っちゃうと、あとで読もうとした親に怒られるから。
　
　

　今日は、午後に病院と歯医者に立て続けに行ったので、とっても疲れている。それでも、私の就職活動は休むことを知らない。
　これまでにした資料請求数は、まだたったの30社ちょっと。しゅーちゃんや後輩に聞いたところ、みんな「60〜80社くらい資料請求して、実際に受けたのは30社くらい」だそう。しゅーちゃん曰く「就職活動しているうちに、持ち駒がなくなってくる（つまり、資料をたくさんもらっても、実際に受ける企業は少ないということ）から、興味があるところは、資料請求してみたらいいかもよ」。ナルホド。それにしても、200社くらい請求した後輩がいて、一体どうやったらそんなに見つけられるんだろう？と疑問。あ、でも10社し請求してないのに、見事にその中の1社に就職してしまった、友達のみかちゃん。女の子でもちゃんとできるのよ！ということを教えてくれた。10社に絞ってがんばったというところが、逆に良かったのかもしれない。
　私は、やりたいことがはっきりしているから、業種・職種で迷う必要はないんだけれど、その分幅が狭まってきて、そこに落ちたら後がないという、大変危険な状態。でも、本当に行きたい企業に集中して勉強できるから、それはいいかも。
　やっぱり30社だと少なすぎて危険なんだろうか？それとも、このままこの30社に集中して、この30社のためだけに勉強をするべきか？悩んでいる時間で、一般教養の勉強ができるのに．．．。
　就職活動は、本当に難しい。就職は結婚のようなもの。しっかり相手を見て選ばないと、あとで思いっきり後悔する。今が大事なとき。一生懸命企業研究をしよう。
　

　あー。また夜更かししてしまいそう。もう1時。先日、学校へ行ったとき、サークルの部室に顔を出したところ、ひとつ下の後輩が5人ほどいたので、携帯番号をかき集めてきた。ひとつ下だけど、卒業が2年延びた私よりも1年早く卒業。当然、就職活動も終わっている。ということで、彼らから就活情報をもらうことに。これで就職の先輩が6人になったぞ。
　アメリカに行く前に、ちゃんとみんなの電話番号を控えておいたはずなのに、帰国してみたら、その紙がなくなっているではないか!これでは連絡のしよう様がない。だから、いまだに連絡先のわかっている友達は少ない。みんなどうしているんだろう．．．。
　しゅーちゃんにも聞いたけど、スーツの色。紺の内定率が高いって、本当？でもこれ、一部の業種では本当らしい。「金融は黒、紺が多かった」とはしゅーちゃん談。「今はグレーが多いけど、もし紺が似合わないんだったら、似合うグレーを着たほうがいいよ。オーダーメードだともっといい。シルエットがきれいに出るし、なんと言っても着易い」とは、後輩のT君談。
　なるほど。私は黒かグレーで行こうかと。でも、紺も着てみようかな。似合わないと思うけど。ちなみに、なんかの雑誌で読んだけど、私の志望するマスコミ系は黒がいいらしい。ほんとかいな？？？

　やっと始めた就職活動。でも、筆記試験対策が不明瞭。ということで、帰国して初めて会った友達（といっても偶然）で、携帯の番号をもらった唯一の人、しゅーちゃんに携帯からメールを送ってみた。届くかな〜と半信半疑だったが、数時間たってから、ちゃんと返事が！
　しゅーちゃん曰く「SPIと一般常識の問題集一冊ずつ持ってれば、何でもいいでしょ。それより、面接対策のために、業界研究しっかりやったほうがいいと思う。行きたい業界について書いてある雑誌や実用書、業界研究本を読んだほうがいい。筆記試験は大丈夫でしょ!オレでもほとんど通ったから。あと、エントリーシートの書き方を勉強するのが良い。日経新聞社が出してる本が良かったよ」．．．だそうです。う〜ん、内容のしっかりした、実に為になる情報だわ．．．と唸ってしまった。
　ちなみにしゅーちゃん、同じ地元で、もちろん中学校は同じだった。その後、偶然にも同じ高校に進学。クラスが一緒になったことはないけれど、それなりに仲良くしていた。そういえば、私が文化祭実行委員で、校内ライブ担当だったとき、しゅーちゃんをはじめ、その仲間達（＝バンド君たち）とけっこう仲良くなったんだっけ。
　ちなみに、彼の回りの友達に「浮いた噂」や「タバコ見つかりそう事件」などがあっても、彼だけは何もないという、ちょっと不思議な感じの人だった。そのとおり。しゅーちゃんは、責任感のとても強い、「根がとってもまじめ君」なのだ。あ、でもタバコは隠れて吸ってたか。
　そのまま私は、付属大学に他の多くの学友と共に進学。しゅーちゃんは、一浪して別の大学に進学。その後は、しゅーちゃんの友達で、私と同じ学部に進んだS君伝いにしゅーちゃんのことを聞くくらいで、直接会ったことはめったになかった。
　それが、なんということか。帰国第一号の友達がしゅーちゃんとは。まあ、しゅーちゃんは地元でバイトをしていて、そこに働いているとも知らずに、写真の現像を頼みに行ったときに、偶然再会しただけだったけれども。いやーびっくり。しゅーちゃんもびっくり。「高校のときのやつらとは、今も仲良くしてるよ。やつらと『バイオケミさんアメリカで何やってんだろーねー』って言ってたんだよ」だって。2年間の間に一度も帰国してないんだから、そう思われても当然か．．．。
　おっと、いけない。しゅーちゃんの思い出話でこんなに書いてしまった。とりあえずしゅーちゃん、私の頼もしい就職活動の先輩である。これからも、わからないことは彼にどんどん聞いていこう。
　

　大学3年修了間近の1999年2月、私はアメリカに旅立った。私の人生ではじめての留学だった。そして、私が再び日本の地を踏んだのは、2001年1月7日。つまり、私は2年も日本を離れていたのだ。
　本当は、大学を卒業したらすぐ、アメリカに戻りたかった。しかし、両親との話し合いの末、次に留学するときは、自分のお金で行こう、と決意。一発奮起して就職活動をすることにしたのだ。
　帰国して4日目。まだ時差ぼけも完全に直らないうちから、私は大学へ向かった。就職課に行くためである。2年ぶりの東京は、長い間の田舎暮らしに慣れていた私には少々刺激的だった。やっぱり、空気は汚い。帰るときにはもう喉がイガイガになっていたっけ。
　就職課の課長さんは、就職活動について右も左もわからない私にも、たくさんのことを親切に教えてくださった。しかし、課長さんからの衝撃的な一言。「英語ができるというのは大変いいことだけど、英語だけじゃだめなときもあるんだよ。特に女の子はやっぱり厳しいからねえ」（￣□￣；）ガーン．．．。帰りの電車の中で、ひとり落ち込んでいたのは言うまでもない。
　でも、でも、だ。もちろん英語だけで就職できるなんて思っていない。一般常識や時事の勉強だってしなきゃいけないし、面接対策も、エントリーシートの書き方だって知らなければ。企業研究も大事だ。英語は武器程度に使おう。そう思って、さっそく立ち直った私は、就職関連の本をドッサリ買い込み、食事しながら読みつづけ、母に行儀が悪いと怒られながらも、就職とはこういうものか、と全体像を掴んでいった。
　特に私は、他のみんなより少し出遅れているかもしれない。そう思ったら、毎日忙しくなってきた。学校には4月から復学するから、この3ヶ月は何もない。時間はたっぷりある。でも、なぜか忙しい。私は、この忙しさの中の充実感が好きになっていった。